菜々子「お兄ちゃん起きて！そんなとこで寝てたら風邪ひくよ」
堂島「おい、足立！起きろ！そして帰れ！」
主人公＆足立「すぴーーーーーーーーーーー」
菜々子「駄目だね・・・。お兄ちゃん達起きないね」
堂島「仕方ねーな・・・。よし、こうなったら実力行使だ」
菜々子「じつりょくこーし？」
堂島「まずはこいつらを引き離すぞ。菜々子はコイツの頭を持ち上げてくれ、その間に俺が
足立を引っ張って引き離す」
菜々子「了解であります！隊長！」
堂島「た、隊長なのか、俺は。・・・よし、いくぞ菜々子隊員」
菜々子「ラジャー！」
堂島「せーの！」
菜々子「うーーーん！・・・・・・お、お父さん、駄目。お兄ちゃん足立さんにつかまって離れない・・・」
堂島「・・・足立も引っ張られてるのに全く起きる気配がないな。仕方ねぇ、最後は武力行使だ。
菜々子隊員はコイツの足の裏をくすぐるんだ。俺は足立をあーしてこーしてきゅっとするから」
菜々子「ラジャー！」
堂島「せーの」
菜々子「こちょこちょー」
足立「ふぎゃーーーーーー」
主人公「・・・ふあっ！」
堂島「やっと起きたか」
菜々子「起きた？」
主人公＆足立「ううううううーん・・・・・・・・・・・・・・・・すぴー」
堂島「・・・駄目か。はー・・・こりゃ、お手上げだ。菜々子、毛布を持ってきてくれ」
菜々子「うん」
菜々子「持って来たよ。二人にかけるね」
堂島「あぁ、ありがとう。これで、風邪だけはひかんだろう」
菜々子「・・・それじゃ、菜々子もう寝るね・・・」
堂島「悪かったな。こんな遅くまで付き合わせちまって・・・おやすみ」
菜々子「おやすみ・・・」
堂島「俺も寝るか・・・。なんか無駄に疲れた・・・」
足立「・・・・・・行った？」
主人公「・・・・・・行ったみたいですね」
足立「あー、くっそ。頭すんごく痛い。思いっきり叩かれた・・・」
主人公「菜々子のこちょこちょ、くすぐったかなぁ！はは」
足立「にやにやして気持ち悪ーい！・・・さて、どうしようか？このままここで寝ちゃう？」
主人公「もう少し経ってから俺の部屋に行きましょう。やっぱ寝るなら布団がいい」
足立「そうだね、ヤルなら布団がいい」
主人公「いや、ヤリませんよ。もう、本当眠いんで・・・」
足立「えー、そんなぁ！君は寝てていいから。あとは僕がなんとかする。任せろ！」
主人公「任せられん。っていうか、もうだめ眠い・・・おやすみ」
足立「え、ちょっ！寝ちゃった・・・。しゃーない僕も寝るか・・・」
主人公「・・・・・すー」
足立「畳かたいよー・・・。しかも、こいつ僕をまくら代わりにしてるし。何気に重いし。
これじゃあ、しっかり眠れないよ・・・。」
結局足立さんは次の日まで疲れを持ちこして、グダグダのままお仕事。残念。
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